「海外赴任が決まったけど、家具はどれを持って行ったらいいの・・?」
私は海外生活の経験も海外引っ越しの経験も全くなかったので、一体どうすればいいのかはじめは全くわかりませんでした。。
この記事では、私がポーランドおよびドイツへ引っ越した経験をもとに、海外赴任先に家具を持っていくときのポイントを3つ解説していきます。
私が実際に駐在に持ってきた家具、保管・処分した家具もあわせて紹介していきますね。
これから海外赴任をされる方の参考になれば嬉しいです!
- 海外赴任先に家具を持っていくときのポイント
- 予算内に引っ越し荷物をおさめるための優先順位の決め方
- 家具の処分に便利なおすすめサービス
- 私が実際に海外赴任先に持って行った家具
海外赴任で家具を送るときの3つのポイント
海外赴任の引っ越しにおいて、家具を送るときのポイントは3つ。
- 海外赴任先の物件は家具つきかどうか
- 優先順位とコスパを比較
- 家具の保管や処分も要検討
私が実際に海外に引越しするうえで重視していたのがこの3つです。
これから詳しく解説していきます!
海外赴任の引っ越しでは、家具の輸送にはおもに船便を使います。
船便は費用を安くおさえられる一方で、到着までにとても時間がかかります。
ヨーロッパまでだと、なんと2ヶ月以上!
どの家具をどのくらい引っ越し先へ持っていくかは、到着までの期間も考慮して決めるのがおすすめです。
海外赴任先の家は家具付き?
海外赴任先の物件が家具付きかどうかを早めにチェック!
海外の賃貸物件には家具や家電がついていることがあります。
私も家具家電つきの物件に住んでいます。なので、ソファやダイニングテーブルなどの大型家具は不要でした。
ポーランドでは駐在員はほとんど家具付き物件に住んでいました。一方、ドイツでは家具付き物件はかなりまれです。キッチンや照明すらついていないことが多いです。
私はたまたま家具付き物件を見つけられたのでラッキーでしたが、家賃はその分お高め。会社からの補助を少し超えてしまい自腹で払っています・・。
海外赴任先の国によって住宅事情がちがうので、駐在が決まったら早めに情報をゲットしましょう!
海外赴任時の福利厚生や住宅規定は会社によってかなり違います。
インターネットやSNSの情報も参考になりますが、前任者や同じ会社の人からの情報が一番確実です!
家具はコスパ悪!?海外赴任の引越しは優先順位が大事
送りたいものの優先順位とコスパを比較検討しよう!
海外引っ越しには船便と航空便があります。船便と航空便の違いが上の図です↑
注目してほしいのが運賃の決め方。
船便は容積(どのくらいのスペースを使うか)で運賃が決まるのに対し、航空便は重さで決まります。
小さくて重いものは船便向き。たとえば、本はコスパがいいですね。
逆にかさばる家具はあまりコスパがいいとは言えません。
コスパと持っていきたいものの優先順位を比較しながら、荷物の量を予算内におさめていきましょう!
組み立て式の家具なら解体して運べばコスパがよくなります!
(例)海外赴任引っ越しの優先順位の決め方
優先順位を決めましょうといっても想像がつきにくいかと思うので、我が家の場合を例としてご紹介します。
海外引っ越しで使える予算は会社から決められていました。
使える予算は、船便と航空便あわせて○○円です。
安い船便オンリーでたくさん送りたいなー!
船便は赤道直下を通るので基本的に食料品は運べませんが、大丈夫ですか?
それは困る・・じゃあ航空便をつかって食料品を送ります!
航空便は価格が高いので、船便の量を少し減らさないと予算オーバーになりますね・・。
じゃあ、日本食のためにこの本棚と机をあきらめます・・
こんな感じで引っ越し業者さんと相談しつつ、引っ越し荷物の優先順位を決めていきました。
私は海外に着いてすぐ日本食がたくさん手元にあると安心だなと思ったので、船便荷物を減らして航空便を増やしました。
現在は食料品の送付がかなり厳しくなっています。国によっては食品が一切送れないこともあるかもしれません。
また、加工肉や肉エキスが入ったものは、検疫に引っかかるため送れない国が多いです。
食料品の送付については事前に引っ越し業者とよく相談しましょう!
海外赴任前に家具の保管や処分も検討しよう!
家具の『保管・処分・譲渡』も要検討!
保管のコストと駐在期間もふまえつつ。
海外赴任の引っ越しの場合、船便・航空便のほかに『家具の保管』という選択肢がでてきます。
駐在中に使わない家具を倉庫で長期保管してくれるサービスです。
うちの場合は、引っ越しをやってくれた日通さんで倉庫保管サービスもやっていたので、そこを使っています。
保管料は借りるスペースによって変わります。大きい家具はコストが高くなりがち。
ニトリの安い家具は帰国後にあたらしく買い直したほうが安いかも!?
と思ったので、保管する家具はかなり最低限にしました。
いや、したつもりでした。今考えると帰国してももう使わないものもあるなぁ・・。
駐在期間が長くなればなるほど、保管したものを使わなくなる気がします。
数年たてば好みも変わるし・・
海外駐在員向けの保管サービスでは、基本的に一度保管したものは帰国するまで取り出せません。
駐在途中で必要になりそうなものは実家等で保管するのがベターです。
家具の処分には不用品回収サービスが便利
古い家具を処分する一番安くて簡単な方法は、粗大ごみに申し込んで出すことです。
でも、重い家具を玄関先まで運ぶのは意外と大変・・。
そんなときにおすすめなのが不用品回収サービスです!
うちで使っていた家具や家電を私の実家にたくさん送ることになったので、もともと実家で使っていた古いものを捨てました。その際、はじめて不用品回収業者にお願いしてみました。
選んだのはトラック積み放題プラン。
ソファに洗濯機、もう使わなくなった学習机や古いベッドなど全部持っていってもらいました。
「ほかにも捨てるものがあればなんでも言ってくださいねー」と、対応もとても良かったです。
大変な2階からの運び出しも手際よくやってくれました。
自分たちだけで捨てるには手続き面や体力面でとても大変だったので、これは頼んで正解でした!
業者選びはくらしのマーケット という比較サイトを使いました。はじめて使いましたが、口コミがたくさん載っているので業者が選びやすくておすすめですよ↓
駐在先に持ってきた家具&保管した家具
最後に、私が海外赴任先に持ってきた家具と保管した家具をご参考までにご紹介します!
持って行ったものこんなに少ないの!?
と驚くかもしれません・・。
- 衣装ケース
- 組み立て式ハンガーラック
- ダイニングテーブル
- 食器棚
- PC机
- テレビ台
- ソファ
- ベッド
- サイドテーブル
ちょうど実家の家具が古くなっていたので実家にゆずったものが多めになりました。
駐在先の家が家具付きだったこともあり、持って行ったものはかなり少ないです。
海外赴任が決まったら家具の仕分けを早めに考えよう!
海外赴任が決まったら早めに家具の仕分けを考えておくのがおすすめです!
持っていくのか、捨てるのか、保管するのか・・あるていど決めていれば、引っ越し業者さんとの打ち合わせもスムーズにすすみます。
渡航直前はなにかとバタバタします。
時間とやる気のあるうちにがんばって家具の行先を決めてしまいましょう!
こんにちは!ドイツで駐在妻をしている、はりぃです。