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首都ワルシャワから飛行機で1時間のところにある、ポーランドのメルヘンタウン・ヴロツワフ。
日本ではまだあまり知られていない街ですが、じつはヨーロッパの人気旅行サイトが毎年発表する『ディスティネーション・オブ・ザ・イヤー』でなんと2018年の第一位に選ばれた人気都市。
カラフルな建物や街のいたるところにいる小人など、まるで絵本のなかにいるかのような気分になれます。
日本からの団体ツアーだと日帰り観光が多いのですが、それはちょっともったいない!
小人探しや川沿いのお散歩、カフェ巡り・・etc
ぜひ一泊してゆっくりと楽しんでほしいです^^
今回は、私がヴロツワフを訪れたときの経験をもとに、はじめてヴロツワフを訪れる人向けの1泊2日の旅行プランを組んでみました。
旅の参考になれば嬉しいです^^
ヴロツワフのホテル選びは立地重視で!
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ヴロツワフは見どころがギュッと集まっています。
そのため、観光地のど真ん中にあるホテルに泊まれば観光スポットのすべてが徒歩圏内になって便利です。
ポーランドの物価はヨーロッパの中ではバツグンに安いため、立地も設備も良いホテルでもリーズナブルな価格で泊まれるのも嬉しいポイント^^
私が以前泊まったソフィテルもおススメです。
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ヴロツワフ観光1日目: 小人探し&旧市街観光
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ヴロツワフといえば、小人!
ヴロツワフ市内に300人以上いて年々増え続けています。
正確な数は市でも確認できないそうな^^;
道路のわきにひっそりとたたずむ小人を見つけたら、テンションアップ間違いなし^^
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観光案内所などで小人マップも売られています。
マップ片手に小人を探せばちょっとした探検気分に♪
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小人を探しながら、主要な観光スポットもチェックしていきましょう^^
【なぜヴロツワフにはこんなに小人がいるの?】
小人は、1980年代におこった反共産主義運動のシンボルでした。
時が過ぎ、民主主義となったこの街で、2001年に「パパ・ドワーフ」とよばれる小人が設置されました。
その後小人の数は増え続け、観光客向けのアトラクションになっています。
旧市街広場・塩の広場 Rynek / Plac Solny
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ヴロツワフ一番の観光スポットです。
カラフルな建物が立ち並ぶ広場はとてもかわいい!
街並みをみながら散歩するもよし、広場周辺のカフェやレストランに入るもよし。
ちなみに小人がよく出没するエリアでもありますよ^^
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この広場では、冬にポーランド最大規模のクリスマスマーケットも行われます。
クリスマスマーケットの本場・ドイツさながらの大規模なマーケットで、とてもにぎやかで楽しいです。
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時期があえばぜひ行ってみてください^^
最寄りのトラム駅Oławskaから徒歩約2分。
ヴロツワフ中央駅から歩くこともできます。(徒歩約20分)
塩の広場は旧市街広場のすぐ隣です。
オーデル川沿いを散歩
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私がヴロツワフのなかで一番好きなスポットです。
対岸に洗礼者ヨハネ大聖堂をみることができます。
天気のよい日にはコーヒーワゴンがでていることも。
見晴らしのよい川沿いをコーヒー片手に散歩すればリフレッシュ間違いなし。
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旧市街広場から徒歩13分
洗礼者ヨハネ大聖堂 Cathedral of St. John the Baptist
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オーデル川にかかる橋をわたると大聖堂があります。
教会の内部もさることながら、教会へと続く道がとっても絵になる!
この大聖堂へとむかうときに渡る橋には大量の南京錠が。
愛の橋ともよばれ、恋人たちが愛を誓って南京錠をかける聖地になっているそうです。
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旧市街広場から徒歩で約20分
トラムで行く方法もありますが、停留所の場所が遠く本数も少ないため徒歩で行くのと所要時間はほぼ変わりません。
ヴロツワフ大学
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大聖堂からふたたび旧市街方面にもどる途中でヴロツワフ大学にも立ち寄ってみましょう。
ヨーロッパ最古の大学の一つであるヴロツワフ大学の一部は博物館となっていて、観光客も入ることができます。
私が行ったときはちょうど講堂でゴスペルコンサートが行われていて、大学の講堂とは思えない豪華さに驚きました!
屋上にものぼることができます。
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- 開館時間:10:00~16:00(10月~4月)10:00~17:00(5月~9月、土日は18時まで)
- 水曜、祝日定休
- チケット販売は閉館30分前まで
- 料金 12~14ズロチ(訪れる場所の数によって異なります。)
※開館時間や料金は変わることがあります。詳細は公式HPで確認してください。
旧市街広場から徒歩6分
早めの時間でお得に!ヴロツワフ大学の学食で格安夜ご飯
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ヴロツワフ大学の前にあるビュッフェ形式の食堂『Lepione Kuźnicza』
好きなものを好きな量だけお皿にのせていくスタイルで、量り売りで金額がきまります。
庶民的なポーランド料理を食べることができるこちらの食堂は、ヴロツワフ大学の学食でもありますが一般の人も利用できます。
ここのおススメポイントは、18時以降は全品半額!
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閉店は19時なのでゆっくりと食事を楽しむ感じではないですが、お得な料金でポーランドの味が楽しめますよ。
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ヴロツワフ大学の目の前。
旧市街広場から徒歩6分。
ヴロツワフ観光2日目:カフェ巡り&ポーランド食器ショッピング
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ヨーロッパの人気旅行サイトで、2018年のヨーロッパ観光都市NO.1に選ばれたヴロツワフ。
そのためかヨーロッパからの観光客がとても多い印象です。
おしゃれなヨーロッパ人が集まるところには、おしゃれカフェあり。
というわけで、ヴロツワフにはおしゃれなカフェがたくさんあります。
小人探しや街の散策に疲れたらカフェで一休み。
そんな旅はいかがでしょうか?
おすすめカフェ①Art Cafe Kalambur
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アートな雰囲気がただよう隠れ家風カフェ。
まったりと長居できちゃう穴場です。
バーカウンターで注文して自分で取りに行くセルフ式です。
おすすめカフェ② etno cafe
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ヴロツワフ発祥のカフェチェーン。
店内がおしゃれで、かつ飲み物も美味しいので私のお気に入りのカフェです。
ヴロツワフ中央駅の近くなどヴロツワフ内に7店舗あります。
ポーランド内で十数店舗展開されていて、ワルシャワにも2店舗あります。
ポーランド食器店『VENA』でショッピング
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旅の最後はやっぱりショッピング!
おすすめは、ポーランド食器メーカー『VENA』の工場直営店です。
オーブン・電子レンジ・食洗器オールOKの万能食器を取り揃えています。
唐辛子柄やペンギン柄など、ほかのポーランド食器に比べポップなデザインが多いですよ^^
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旧市街広場のすぐ目の前にあるという好立地!
まとめ
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1泊2日でヴロツワフを満喫するプランを組んでみましたが、いかがでしたか?
「小人を探しながらついでに観光もする!」
そんなスタンスでゆっくりと街を散策できるのがこの街の醍醐味じゃないかなと思います。
ヴロツワフを訪れる際の参考になれば嬉しいです^^